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街角のカランコエ; 6月の長い午後 [flowers]

 2015年の関東地方(日本と言っても一緒?)の夏至は6月22日であった。これを挟む6月中旬から6月下旬にかけて昼の時間が14時間35分と年間で最も長くなる。カランコエは昼の長さが11時間以下にならないと花序が形成されない短日植物なので、10月終わりから2月中旬以外の季節は花芽がつかない事になる。但し、花序が形成されていればその後に昼が長くなっても花は咲く。また、ファリナケアK. farinaceaは例外的に長日植物である。

 ということで、基本的にカランコエは冬に出回る。初夏以降に売っている花ものは昼が短い間に花序が形成されたものか、短日処理したものと言え、出荷数は少なくなるだろう。

 ところがここ2年ばかり、冬に売られているカランコエはかなり少ない気がする。たまたま見て歩いた店が悪かったのかもしれないが、特にこの冬は少なかった。最近冬の花屋はポインセチアや大人気のガーデンシクラメンに埋め尽くされ、その後クリスマスローズが取って代わるという遷移が見られ、カランコエの影はすっかり薄くなっている。
 このままカランコエは表舞台から消えてしまうのではないかと危惧していたが、6月に街角のプランターでカランコエを見かけたので記録しておきたい。季節柄短日処理で開花したものと思われるが、結構な個体数が使われていたので、敢えてシクラメンやクリスマスローズとの競合を避ける商戦を展開しているのかもしれない。

多肉植物のバザール会場となっている五反田のTOC入口で見かけたプランター
7~8個のプランターをカランコエが独占していた
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これはクヌート・イェプセン社のクララだろうか?
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代々木の洋食店でもベゴニアとカランコエてんこ盛りのプランターが!
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  更に代々木の花屋で、4月に購入したボヌールのやや小さな株が15鉢ほど売られていた。花色は私が購入したピンクの他、オレンジ、赤、白(というより薄いピンクか?)の4色が売られていた。4月に見て、黄色かと思っていた花は、オレンジである事が分かった。
こんな時期に売っているとは思わなかったので、不意打ちを食らって置き場所の関係でどうするか葛藤する間もなく、オレンジと白の2鉢を購入してしまった。

オレンジ花のボヌール
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同じく白花だが、白と呼ぶには微妙な色で、別の色設定なのかもしれない
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 要するに今回は季節外れの花ものカランコエに、つい手を出してしまったというだけの話である。最近忙しさにかまけて、この手の安直な記事ばかり書いているが、月一のペースで何とか10月までは続けたいと思う。

付記
 7月初めにボヌールを買った店に行ってみたところ、あろうことかピンク花のボヌールばかり100数十鉢が仕入れられていた。小さな花屋さんで、1種の花をこれだけ仕入れるとは尋常でない。どこかからオーダーがあったのか、代々木でボヌールがブレイクしているのか、興味深い事例である。


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タグ:ボヌール